卵の豆知識

卵にまつわるよくある疑問にお答えします。
卵の知識を正しく知って
より美味しくお召し上がりください。

Q1なぜ血玉・肉斑は
出来るのでしょうか?

血玉は、卵管などの毛細血管が破壊され、それから血液が卵黄膜に付着したりするものです。肉斑は、卵殻色素であるプロトポルフィリンの沈着、組織片、卵黄膜の一部が集まったもので、そまのかわファームでは、検査装置も設置しておりますが、2つとも遺伝的な要素が強いため、ゼロにする事は難しいのですが、育種メーカーさんは品種改良など、日々努力されてます。食べられても害はないですが、スプーンなどでの取り除きをおすすめいたします。

Q2なぜ夏場は卵が小さく、
また白身が白っぽく
なるのでしょうか?

鶏を含む鳥類には汗腺が無いため、口を開けて浅く早い呼吸をして体温を下げます。気温が急激に上昇する夏場では、普段の10倍以上の速さで呼吸をするので、とても喉が渇くようです。よって水をガブガブと多く飲みますし、暑さで食欲も下がってしまいます。そのため、どうしても産むたまごは水分をたくさん含んでしまい、白身は盛り上がりに欠けて水っぽくなる傾向になり、餌もあまり食べないので、全体的にたまごの大きさも小さくなります。

Q3ニ黄卵(双子の卵)はなぜ
できるのでしょうか?

若い鶏に多くあることで、若い鶏はまだ産卵期間成熟していない事が多く、産卵リズムやホルモンバランスが不安定である事からそのような事がおこります。遺伝的な要素も強いため、鶏の自然現象のひとつなので、安全に食べて頂けます。

Q4なぜ殻は、赤色とか色々な
色があるのでしょうか?

鶏の色素(鶏の品種)にもよります。鶏にも個性があり、同じ環境、同じ餌で育っても、それぞれ異なった色の卵を産卵します。ニワトリさんの個性のひとつです。

Q5卵の適切な保存方法とは?

細菌、特にサルモネラ菌の関係から、安定的に10℃以下に保存することをおすすめします。一般的な日本人の食生活(生食文化)の観点から、冷蔵庫での保存をおすすめします。